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東方の小説を書いていこうと思います。

06.14.16:39

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02.11.18:41

物書きの幻想~一の刻~

僕はこれからどうしようか、問いかけた瞬間、答えは見つかった。

 

「天草さん」

 

もしかしたら彼女もここにいるかもしれない。

ならば誰かに話を聞かねばならない。

 

僕の目の前の森から煙が上がっている、どうやら火事ではないようだから誰かいるんだろう。

 

かなり歩きそうだが丘から下りることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…」

 

丘を降り出して一時間くらい、足場が悪いこともあり僕の息は上がっていた。

 

インドア過ぎるのもよくないな…家に帰ったら少しずつ運動を始めよう。

 

「休憩しよう」

 

そう言えば先程から誰かに見られているような気がする。

気配は全くないが視線だけ感じる。

 

まぁ、先程から不思議なことばかり起こっているのだからさして気にする必要はないだろう、と言うか無駄だ。

 

「さて」

 

さっさと天草さんを見つけて帰ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっとの事で森まで来た、流石に足が痛い。

 

少し休もう。

 

丁度いい大きさの岩に腰をかけた

 

「ふぅ」

 

「また休憩か、根性ないやつだぜ」

 

「はぃい?」

 

そばにあった岩に腰かけると空から少女が降りてきた。

左手に箒を持って、右手に大きな袋を持った大きな黒いとんがり帽子をかぶった黒衣の少女だ。

 

「人間がひとりで森を歩くのは危ないぜ」

 

ゆっくり近づきながら言う

 

「君、なんか僕と普通に喋ってるけど、どちらさん?」

 

まるで昔から僕を知っているかのように友達のように話す少女。

 

「失礼なやつだな、名前を尋ねるときはまず自分からだぜ」

 

「あぁすまない」

 

名前を言っても魂を取られないだろうなぁ

 

「黒石 修也だ」

 

「修也か、私は霧雨 魔理沙だぜ」

 

あ、名前は人間っぽい

 

「霧雨さん」

 

「ん?」

 

「ひとりで歩くのは危ないって?」

 

野犬でもでるのだろうか

 

「んにゃ、この森には妖怪がでるんだよ、知らない人間はいないと思ったんだが…どうやら修也は外界から来たみたいだしな」

 

「あぁ…」

 

妖怪?

 

外界から来た?

 

「ここは…どこなんだ?」

 

「こりゃまた…知らない人間も珍しい、ここは幻想郷だな」

 

幻想郷?

 

幻想?

 

「夢なのか?」

 

「夢じゃないぜ、なんなら試してみるか?」

 

そう言うとなにかを袋の中から取り出した。

八角形で茶褐色の丁度手のひらくらいの大きさの。

 

八卦炉、といったところか。

 

「痛けりゃ夢じゃないからな」

 

「なにか魔法でも使うのか?見てみたい気はするけど、痛いのはイヤだな…それに自分の知らぬことをしゃべる、あったばかりの君が僕の夢に出てくるはずないじゃないか」

 

彼女はすこし考えると

 

「うむ…まぁ理解したならいいか」

 

なんとか難を逃れられたらしい。

確かに妖怪も怖いが、魔女だって変わらない。

 

「あぁ、そうだ聞きたいことがあるんだが」

 

「なんだ?」

 

「君より少し大きいかな、このくらい身長で桃色のマフラーをした女の子を知らないか?」

 

手でだいたいの高さを示しながら聞いてみる。

 

「さぁ…外界から来たやつが必ずしも人に出会えるわけはないからなぁ…飢え死んだやつも沢山いるぜ」

 

「そうか…」

 

それはまずいな、一刻も早く天草さんを見つけなくては。

ましてや彼女は妖怪や幽霊といった類は大嫌いだ。

 

「ありがとう、そう言えば森に入ってすぐに見えた家は君の家?」

 

「あれは違うな」

 

「そこまで案内してくれる?」

 

「んー……あーそれはなぁ…」

 

苦笑いをしながら袋をちらりと見た。

 

「だめなのか?」

 

「めったに外には出ないし、面倒なことは好きじゃないやつだからな」

 

うーん

 

「案内はしてくれないのか?」

 

「まいったなぁ…」

 

多分、袋に関係があるのだろう

 

「じゃあ方向だけでも…」

 

そう言うと彼女は頭を掻きながら言った

 

「一人は危険だし……人間が死ぬのを見るのはイヤだぜ……うーん…仕方ない…案内する」

 

どうやら観念したのか案内してくれることになった。

 

しかし、魔女といってもこんな少女がいるとは

 

頭はまだついていっていないが、なんだか楽しいことになりそうだ。

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